糖尿病だとウナギが食べられないってほんと?

   2017/06/06

ウナギ料理
「糖尿病になるとウナギを食べられない」という噂を聞くことがあります。理由はウナギは脂肪分が多いからです。ウナギは江戸時代には病人に精をつけるための食材として認識されていました。精がつくということは、少量でもカロリーが高いということでもあります。糖尿病は糖質の摂取を厳しく制限されますが、現代の栄養学の考えでいくと脂質とタンパク質はそれほど気にしなくても大丈夫ということになっています。もちろん合併症の有無によって繊細は異なりますが、タレなどに気をつければ絶対に禁止とまではいかないでしょう。
また、調理法によっては脂分を落とすことも可能です。一般的なウナギの調理法である蒸してから焼くという調理法にすれば、脂分を減少させることが可能です。あとは白焼きにしてあげればタレに含まれる糖質を気にせず食べることができます。市販製品だと蒲焼になって甘いタレがついているので、市販製品は避けた法が無難でしょう。食べる量の目安は50gくらいで、150〜160kcl程度に抑えれば大丈夫です。ウナギには糖質の分解を促すビタミンB1と血管を丈夫にさせるB2が含まれているので、糖尿病の合併症の予防にも繋がります。タレに気をつけてたまに食べるくらいならば、糖尿病でもウナギは食べられるという結論です。
グルコバイの薬効は糖毒性を低くすることです。糖毒性とは血液のなかのブドウ糖が血管や神経を傷つけてしまう性質です。グルコバイの薬効では、二糖類を単糖類に分解する酵素の働きが妨げられるので、血液中に糖が取り込まれる速度がゆっくりになり、糖毒性が減少します。グルコバイの薬効により、腎症や網膜症などの合併症のリスクを減少させることができます。